2013年05月27日

バリ島の日曜日

聴覚障害児の学校を見学する前と後では、街を眺める感覚も変わっていました。

それまでは「たくさんバイクが走っているなー」だったのが・・・。

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「これが、子どもたちの将来の仕事に繋がっているんだ」に。
このことは、障害を持つ子どもに限ったことではないのでしょう。
日本の大都市周辺のサラリーマン家庭を例にとると、仕事のエリアと居住のエリアは、だいぶ離れています。それに比べると、バリ島では島の大きさや、文化、経済等のあり方からか、職住がある程度近いように思います。
将来自分が行うかもしれない仕事を、子どもの頃から見てきた人が多いような。
自分の両親が仕事をしている姿を、子どもの頃から見てきた人が多いような。

マッサージ店にも行ってみました。

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ここでは直接会うことはありませんでしたが、障害を持つ人も働いていたかもしれません。
パソコンや車の運転などのせいで不調だった左肩ですが、おかげさまで今でも好調です。

日曜日は、思いっきり観光をしました。

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プサキ寺院

バリ・ヒンドゥーの総本山です。
なにか、お祭をしているようでした。
写真を売りに来る子どもたちがいました。

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よけいなお世話かもしれませんが、日曜日で学校が休みだから、で、あってほしいです。

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ウルン・ダヌ・パトゥール寺院

世界遺産の寺院です。
寺院は山頂にあります。車は途中の駐車場まで。そこから歩いて上っていきます。
駐車場に雑貨屋がありました。
お供え物を買いました。

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線香の先を山頂に向けて・・・

おそらく、雑貨屋の子どもたちだと思います。

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おそらく、雑貨屋の商品だと思います

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世界遺産のパトゥール湖の眺め

子どもたちのこととは直接関係ないのですが、気になったことが。

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首長選挙のポスターです

どのポスターも、二人ずつ写っています。
一人は候補者で、もう一人は後援者?
通訳に聞くと、正副の候補者をセットで選ぶとのこと。アメリカの大統領選挙みたいな感じでしょうか。
こうすれば、「この人は未知数だけれど、この人が副で補佐するなら・・・」みたいな選び方もできそうです。
また、日本の都道府県知事選挙後に時々みられるような、副知事の人選で議会の承認がえられず・・・、みたいな事態を防ぐこともできそうです。
もしかしたら、日本の地方自治体の首長選挙でもいかせる方法かもしれないな、と思いました。

いろいろあった、バリ島研修の旅。
今回も現地のみなさんや、旅行に加えてくださった千葉県の就労関係の施設のみなさんには、大変にお世話になりました。
ありがとうございました。

多くの学びのあったバリ島の旅でした。

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タナロット寺院
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2013年05月18日

セクションB

いただいた学校案内のパンフレットから察するところ、学校の入口の看板にあった「SLBB NEGERI PTN−BALI」は
Sekolah Luar Biasa Bagian B Negeri Pembina Tingkat Nasional Jimbaran Bali
の略のようです。
Googleのインドネシア語翻訳にかけてみたところ、Sekolah Luar Biasaは「臨時学校」と出てきたので日本でいうところの特別支援学校とか養護学校とかを表しているようです。そしてNegeri Pembina Tingkat Nasional Jimbaran Baliは、それがバリにある国立のものだということを表している感じでした。
さてそれではBagian Bとは?
Bagianは単語として翻訳にかけると「セクション」とでてきました。
問題はBの意味するところです。

僕らは、学校に到着して最初に受けたレクチャーのおりに、その答えと思われることを聞くことができました。
インドネシアでは、臨時学校をA〜Fの6つに分類しているというのです。
その中のBが聴覚と音声の障害児の学校にあたるということなので、Bagian Bはそれを表しているのでしょう。
その6つの分類を一つずつ教えてもらうと・・・。
A 視覚障害児
B 聴覚と音声の障害児
C 知的障害児
D 身体障害児
と、ここまでは通訳の方の説明でわかりました。そして・・・
E 物を壊したり、眠れなかったり、物を飲み込んだり・・・
と通訳の方が訳しはじめました。それを聞いて「あっ、自閉症か」と納得しつつ、最後のFの説明を待っていると・・・
F 自分のことだけを考えてしまう・・・
「あれっ、こっちが自閉症?」
正確なことは言えませんが、僕の理解では、日本で自閉症と言われている人を、その状態の現れ方によって分けているように思いました。Eがどちらかというと意志が外に向く自閉症児で、Fはどちらかというと内向きの自閉症児。
日本では、一般的にその障害の本質に着目して、どちらのタイプであっても自閉症として括り、基本的に同一の施設等で対応することが多いようです。施設内において両者を別々のカリキュラムで対応しているようなことはあっても、それはあくまでもその施設の方針。学校がそこまで細分化して生徒を分けることはないでしょう。むしろ、そうした教育は日本では批判の対象にもなりかねません。
結果、どちらが有効な教育を実践できるのかは、それぞれの国の社会状況などにも左右されることと思われます。ですから、どちらが良いかをいうことはできませんが、この6分類にはちょっと驚かされました。
と、いうことを踏まえて、通常の教室棟を見せてもらうと・・・。

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これは、Cの障害、つまり知的障害を持つ生徒のクラスということです。CのあとのXは、アルファベットのVではなく、数字の5。その障害の重さを表していて、数字が上がるほど重くなるとのこと。何段階なのかは聞けませんでしたが、僕が見た中ではXが一番大きい数字でした。最後のBは日本でいうところの1組2組みたいな教室分けでBというクラスだということです。
つまり、知的障害を持つ中で5段階目に位置する生徒のクラスBということです。
この学校そのものはセクションBなのですが、地元の人達で他の障害(A.C.D.E.F)の生徒も通って来ているとのことなので、このクラスには聴覚障害と知的障害の重複の生徒と、知的障害の生徒の両方が学んでいるようです。

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C X.B教室の中

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C V教室の中

ワークショップを行う教室、授業を行う教室の他に、こんな部屋もありました。

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先生とマンツーマンで、発語の訓練。

短い時間の学校見学でしたが、不思議が一杯でした。
国の事情がいろいろ違うので一概に評価はできませんが、日本でもいかせることはあるのかもしれません。直接ではないにしても、取り入れた方がいい考え方のようなものは、きっとありそうです。特に日本の国がこれから変わっていく方向によっては・・・。

見学が終わり、頭の中を一杯にしてバスに向かっていた時、校庭で遊ぶ子どもたちを見ました。

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学校や教育システム、社会のあり方は違っていても、子どもたちの姿はバリ島も日本も変わらないようで、ほっとしました。
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2013年05月10日

12のワークショップ

土曜日はワークショップ中心の授業。
と、いうことで12あるというワークショップのいくつかを見学させてもらいました。

最初に見せてもらったのは、

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教室ごとにワークショップの名前が貼られています

ここは音楽のワークショップ。
そこでイメージしたのは、縦笛やハーモニカやオルガンなどで教科書に載っている曲を演奏する生徒たちの姿だったのですが・・・。

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演奏していたのは、ロックバンド!

日本だと、こうした音楽は軽音部みたいな部活動として行われる感覚です。しかしこれがワークショップとして木〜土曜日の授業になっているということ。
そこで思い出したのは、バリ島についてから、いたるところで行われていた生演奏です。繁華街では道行く人達の会話が聴こえないくらい、レストランなどで生演奏がされていました。前夜夕食を食べた海辺のレストランでも生演奏がありました。僕らが泊まったホテルのレストランでも生演奏があったのですが、他のホテルでもおおむね同様なのでしょう。
と、するとバリ島中で毎日、想像もつかない数の生演奏がされていて、つまり考えられないくらい多くのバンドが存在し、そのニーズがあるということ・・・。
おそらく、音楽のワークショップの授業でロックミュージックが練習されているのは、それが直接就職に結びつくからなのではないか・・・。

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これは、バイクの修理を学ぶワークショップのようです。
これもまた、バリ島に来てから見続けているバイクの多さを考えると(また、それらをかなり強引に乗り回している様子を見ると)、修理技術者のニーズは高いように思います。
学びを就職にシンプルかつダイレクトに結びつけようというこのワークショップの合理性は、日本の特別支援教育には無いように思いました。
ただ、それは日本の教育の問題点というわけではないのでしょう。バリ島と日本の社会状況の違いのように思います。バリ島の場合には、障害を持つ人でも働ける可能性が高い、そしてニーズが高い仕事がいくつかはっきりと見えているのだと思います。
生バンド、バイク修理、そして・・・。

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ガムランの演奏を学ぶワークショップ

バロンダンスを観たときに演奏さていたガムランもまた、観光産業の重要な一つです。
ここは聴覚障害児の学校ですが、まったく聴こえない生徒だけではなく難聴の生徒もいて、そうした子どもたちが音楽等のワークショップで勉強しているそうです。
学校を訪れた時にみせてもらったウェルカムダンス。それもまた、学ぶことで就職やケチャダンスなどの地域活動に結びつく、社会参加のためのスキルなのでしょう。

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菓子づくりのワークショップ

いただいた菓子の中には、ここで作った製品もあったのかもしれません。

さらに・・・。

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美容やエステなどのワークショップ

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マッサージのワークショップ

これらも、バリ島では重要な観光資源です。

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絵画のワークショップ
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日本でのバリ島のイメージはケチャダンスやエステが大きいと思います。でも、実は絵画や彫刻などの美術の島でもあるのです。
古くはヨーロッパから多くの芸術家が訪れ、今はいくつもの美術館が観光の目玉になっています。さらにその周辺には絵画や彫刻などの美術工芸品を売る店がたくさんあるのです。

バリ島ならではのワークショップは新鮮でした。
しかしそれだけではありません。日本の特別支援学校でも取り組んでいるようなワークショップもありました。

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縫製のワークショップ

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パソコンのワークショップ

国や地域が異なると、教育のあり方もそれぞれに合わせて変わっていくようです。
大切なのはその地域や社会の実態とビジョンに、ちゃんと合った形の教育がなされているのか、ということのような気がします。
この学校を見学して、そんなことを思いました。
posted by 五十嵐正人 at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | バリ島 2013年4月18〜22日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月07日

学校が、道路に面してる!

20日(土)朝、研修の最大の目的地、聴覚障害児の学校に行きました。

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学校の看板

NATIONAL THE DEAF SCHOOL
つまり、日本で言うところの、聴覚障害児が学ぶ養護学校や特別支援学校のような感じです。

バスで到着して、まず驚いたのがその立地です。

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なんと片側2車線、合わせて4車線の道路に面しているのです。
しかも、

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正門は、けっこう開けっ放し。
日頃千葉県の東葛を中心に茨城県や埼玉県あたりの支援学校なんかにも送迎に行っている感覚からすると、ビックリです。聴覚障害と知的な障害を合わせ持つ子が飛び出したら、とか考えると・・・。

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5ヘクタールの土地に素朴な感じの校舎が並んでいる

見学のはじめに、学校の説明を受ける部屋に行きました。
そこで待っていたのは、

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5人の学生(一人は中学生で、四人は小学生)によるウェルカムダンス

と、

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美味しいデザート(チマキみたいなものも)

説明をしてくれたのは、校長先生みたいな人。写真の中央の青い服の女性です。

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通訳を通しての説明と質疑応答だったので、聞き違えなどあるかもしれませんが・・・。
学校創立は1984年。
聴覚障害児の学校なのだけれど、身体障害や知的障害の子どももいるとのこと。
日本で言うところの幼稚園から高校にあたる学校が入っていて、全体で生徒数は256人。その中の60名が学校内の寄宿に暮らしているようです。
朝7時30分にはじまって、小学は12時まで。中・高は13時30分まで。昼食は家に帰って食べて戻ってくるそうです。土曜日は午前中で終わりとのこと。
月から水までは教室での授業が中心。木から土までは実技的なワークショップが中心。
ワークショップの内容は卒業後の仕事に繋がること。学校の役割はいろいろあると思いますが、日本よりも大人として社会に参加することが強調されているように感じました。
その一環でしょうか。授業終了後の時間を使ってのアルバイトが奨励されているとのことでした。それがそのまま卒業後の就職に繋がることもあるようです。日本の教育現場では高校生のアルバイトはあまり薦められてはいないのですが、短期間の実習よりもずっとお互いが理解し合えるように思います。日本の特別支援学校の高等部にも、このアルバイト奨励作戦はいかせるような気がします。
また校内には売店があって、卒業生が作ったものなどが在校生に向けて販売されています。校内には小さな銀行っぽいシステムがあって、在校生はそこにお金をためて、その商品を購入するとのこと。

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たぶん、ここがその売店(だと思う・・・)

卒業生の就労支援であると同時に、在校生にとっては経済システムの勉強になっているようです。

そんな努力もあって、卒業後自分でビジネスをはじめる生徒が15パーセントほどいるそうです。

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説明を聞いている間、写真をとっていた青年スタッフも卒業生だそうです

学校に入学するには、医師の証明書が必要とのこと。
医療面では、バリのインターナショナル病院と連携をとっているそうです。
日常的な事については地元の病院が関わっていて、

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これは地元の医師のようです。

学校のホームページがあるので、詳しくはこちらで
http://www.slbb-dps.sch.id/html/index.php
英語っぽく書かれていますが、バリの言葉のローマ字標記みたいな文字が混ざっているので、僕にはまるで読めませんが・・・。

さて、この20日は土曜日でした。つまり、ワークショップ中心の日です。
次はその様子を紹介します。
posted by 五十嵐正人 at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | バリ島 2013年4月18〜22日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月03日

バリ島的戦隊ヒーローもの

4月19日、先に見たのはバロンダンスの方でした。

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特徴的な扮装をした登場人物たちなので、地元の人達には一目見ればそれぞれのキャラクターがわかるのでしょう。しかし僕らにはチンプンカンプン。世界中から集まってくる観光客用に、何カ国語かのストーリー解説ペーパーが用意されていました。

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左がバロンダンス、右が午後に見たケチャダンスの日本語解説

ストーリーは、善(バロン)と悪(ランダ)の戦い。それが熱帯植物の森をバックにした野外ステージで繰り広げられます。

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ガムランの生演奏が一体となった、独特な様式美

善と悪が戦えば勧善懲悪で正義が勝つのが僕らの常識。しかし、この日観たバロンダンスの結末は、善悪それぞれが勝ったり負けたり、それが終わり無く続いていくストーリーでした。
最初はお固い劇だと思い込んでいたのですが、真面目なストーリーの中に笑いの要素もあって、いろいろな意味で総合的な舞台でした。

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カーテンコールは大団円

バリ島には、他にもいろいろな種類の演劇があり、またそれぞれをいくつかの劇団が演じているようです。
僕らが観たバトゥプランの伝統舞踏団にはホームページがあります。
http://www.sahadewabali.com/

ケチャダンスを観たのは、ウルワツ寺院。海のそばにあって、夕陽を観る名所です。

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舞台の背景は空と海

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ダンサーには子どももお年寄りも

日本語解説ペーパーによると、ストーリーは「森に迷い込んだラマ王子とシータ妃に忍び寄る・・・」とのこと。どうやら「ラーマーヤナ」がベースになっているようす。
途中までしか読んだことがないのでよく分からないのだけれど、「ラーマーヤナ」には正義の王子が4人でてきます。それを思いながら観ていると、ケチャダンスがだんだん戦隊ヒーローものに思えてきました。
あとで通訳に聞いたところでは、ケチャダンスのモチーフには「ラーマーヤナ」が使われることが多く、バロンダンスのベースは「マハーバーラタ」になっていることが多いとのこと。
また、別のダンスには「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」両方のストーリーを混ぜたものもあるらしく(通訳さんが片言だったので、正確な情報ではないかもしれませんが)・・・。記憶がたしかなら「マハーバーラタ」には5人の王子が出てくるので、両方合わせて正義の王子は9人。これはもう戦隊ヒーロー大集合!

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物語が進むにつれて、空が暗くなり・・・

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夕陽が美しく・・・

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終わった時には、日は暮れていました

通訳によれば、このケチャダンスの舞踏団は村の人達によって構成されているとのことです。
団員は、各家から一人ずつ。日本では収入を得る仕事が優先で、地域コミュニティの役割は後回しになりがちですが、ここでは両者の大切さの差が小さいように思えました。もっとも村で行っているケチャダンスの公演も、収入にはなっているのですが。

推測ですが、いわゆる就労が難しい障害者であっても、こうした地域コミユニティには役割と出番が生じる場合もあるのでは・・・。そしてそのコミュニティにおける役割は、日本で位置づけられているよりも、ずっと一人前のものなのではないか。

などと想像しつつ、次の日に聴覚障害児の学校を訪問しました。
posted by 五十嵐正人 at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | バリ島 2013年4月18〜22日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月01日

さまざまなバリ

4月18日に成田を出て、バリ島に到着したのは現地時間で18時。この日は途中のレストランで夕食をとってホテルへ。
研修のメインである聴覚障害児の学校の見学は20日に予定されています。
19日は一日かけて、バリ島のあちこちの観光をしました。

バスを借りて走り回って、まず驚いたのが、いろいろな景色があること。
東京都の約2.5倍という国土の中に、繁華街があるかと思えば、棚田が広がっていたり、

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世界遺産になっている風景

モンキー・フォレストにいくと、

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200匹のサルが暮らす森

ジャングルな感じ。

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島の周囲は当然のことながら海の景色で、さらには世界遺産になっている寺院群。
バスで移動していると、一つひとつがまるで別々に存在しているような・・・。実際には繋がって一つのバリ島を構成しているのだろうけれど、次々と現れる景観の多様さにビックリでした。

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市場の景色はこんな感じ

あちこち回りながら、ふと気がつくと、子どもの姿がほとんどありません。
なんとなく勝手なイメージをしていて、きっと子どもたちは学校にあまり行かずに家の手伝いなどをしているのだろう・・・、と。
通訳の人に聞いてみると、バリ島ではほとんどの子どもがちゃんと学校に通っているとのこと。けっこう歩いて通える距離に学校があるようです。
とっても失礼な想像をしていました。
申し訳ありません。

ラオスでは、子どもが店番をしている様子をみく見かけたのですが・・・、

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平日の昼間のバリ島では大人が店番

もう一つ驚いたのが、オートバイの数です。

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夕方になると、こんなのも見かけました

政府の政策らしいのですが、子どもは2人までが推奨されているようです。そんなわけで両親と合わせて一家4人。こうしてバイクに乗れば、一家の移動に車はいらないのです。

夜には、海辺のレストランで夕食をとりました。
海辺には何軒もレストランが並んでいるのですが、多くの店で、生演奏をしているとのこと。

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僕らのテーブルにも来てくれました

こうした流し風の演奏もあれば、夜の繁華街ではガンガンのロックミュージックも。ホテルのレストランなどでも生演奏があって・・・。いったいバリ島だけで、どれだけのバンドがあるのだろうか・・・。
人口に対するロックミュージシャンの比率が異常に高いような気がします。

バイクが沢山走っていたり、行く先々でバンドの生演奏が聞こえていたり、この日は一つひとつにただただ驚くばかり。
しかし、こうしたことが、実は今回の研修のメインである聴覚障害児の学校に繋がっていて・・・。
でもそれに気がついたのは、翌日に学校を見学していた時でした。

と、研修の話に行く前に、もう一回だけ観光の思い出話を・・・。
次回は、バロンダンスとケチャックダンスのことを書きます。

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ウルワツ寺院で観たケチャックダンス

これもまた、聴覚障害児の学校の見学に繋がっているのでした。
posted by 五十嵐正人 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | バリ島 2013年4月18〜22日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月29日

バリ島に行きました

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今年は、バリ島に行ってきました。
「社会就労研究会バリ島視察旅行」ということで、千葉県の障害を持つ人の働きを支援する人達有志による旅行に、今年もご一緒させていただきました。
昨年のラオス研修の様子は、右カテゴリーにある「ラオス 2012年1月19〜23日」でご覧ください。

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昨年は、小乗仏教&社会主義国のラオスで障害福祉はどんなふうに成立しているのだろうか? という興味を持って参加しました。
今回のバリ島は、ヒンドゥー教の地です。しかし、属しているインドネシアという国全体はイスラム教国なので、ちょっと特別な感じです。事前に持っていた知識は、そんなこんなでインドとは異なるバリ・ヒンドゥーという若干緩い感じのヒンドゥー教の地、という程度。
とはいってもカーストはあるのでしょうから、その制度下で障害を持つ人達はどのように暮らしているのかが、僕なりのテーマでした。
そんなこともあって、今回の旅行は「インドネシア研修」ではなく「バリ島研修」という位置づけです。

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街のところどころに、ヒンドゥー教をモチーフにしたモニュメントが

宿泊したホテルは、南部のクタにあるアストン・クタ・ホテル&レジデンス。

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バリ島の食事は、

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たぶん、ナシチャンプル

ナシゴレン(チャーハンな感じ)やミーゴレン(焼きそばな感じ)など、辛ささえ上手にコントロールすれば、僕には食べやすかったです。

ホテルのあるクタ地区は繁華街で、少し歩くとロックの生演奏をしている店や、スポーツカフェ、等々。夜でも賑やかな街で、日本でいうところの渋谷とか、そんな感じでしょうか。
バリ島自体はヒンドゥーの地なのですが、属している国はイスラム教のインドネシア。インドネシアにあってヒンドゥー教の地として認められている背景には、その独特の文化が島ごと観光資源として有効だったという背景があるのでしょう。オーストラリアが近いこともあって、いわゆる西側の国々からも多くの観光客が訪れるバリ島。
2002年には、そうした観光客を狙ったと思われる爆弾テロが、この繁華街の真っ只中で発生しました。

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爆弾テロの慰霊碑です

何回かに分けて、今年も研修旅行の報告を書いていきます。
posted by 五十嵐正人 at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | バリ島 2013年4月18〜22日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする